25周年を迎えて

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

イルドクルールを設立しまして、今日でちょうど25年目になります。

無我夢中で走ってきたようにも、
自分の歩幅でマイペースにのんびりきたようにも
自分でも矛盾した感覚ですが、
ただ色ひとすじに自分を信じてここまできたようにも思っています。

紆余曲折も多々あり、決して順風満帆な日々ではありませんでしたが、
私なりに充実した日々ではありました。

25年を経て見えてきたものは
ようやく、色が仕事として認知されるようになった、
色の大切さを一般的に理解されるようになったと実感しています。


物から心へ、ハードからソフトへと時代の価値観が確実にシフトした今、
インターネットやSNS、出版物やマスメディア等で頻繁にカラーの話題が取り上げられることも
多くなり、カラー診断においても20代前半の若い世代のお客様が昨年はかなり増加しました。
これからは、ますます若年層への意識を高めていけるように工夫していきたいとも思っています。


また、他の業種も同様だと思いますが、
色彩の仕事も経験を積めば積むほどその奥の深さに気づかされます。
昨日の常識が今日の非常識と言っても過言ではないほど、
毎日が発見、毎日が感動、これまでのデータや見解を更新する試行錯誤の日々です。
きっと、色への興味は、生涯、尽きないのではないかと思います。

スタッフや卒業生、同業者の方々ともよく話すことですが、
好きなカラーの仕事に従事させていただけることは、
幸せなことであり、支えてくださる方々あってこそと感謝の気持ちを忘れすに、
自分たちができることで社会に貢献できればと思います。

最近では、「イルドクルール系列の最寄りの人材を紹介してほしい」という県内外からのご依頼も増え、
新しい人材も育ちつつあります。

皆様の信頼に添えられるよう、一層、これからも邁進してまいります。