2006-01-01から1年間の記事一覧

福岡、黄色いラストレター

暖冬の福岡の街も、いよいよ「これが最後」と言わんばかりに銀杏が舞っています。 もうすぐ海からの冷たい風も吹く。 いよいよ真冬の前のラストレターです。

12月の「赤」が街にやってきた

クリマスムードを一気に演出してくれる「赤」が街にあふれ出した。しかも、この画像のようにフロアいっぱいに展開されると、かなり効果的。ただ、オトナリ中国の国賓を迎える迎賓館やオフィシャルな場のカーペットのように「金赤」一色は、どうも馴染めない。…

日産、スカイライン・リリース

セダン冬の時代に、満を持して日産が12代目のスカイラインを投入。SUVほか、マルチパーパスの車全盛、セダンは軒並み売り上げを落としている。 今回、日産は欧米市場を視野に(事前に、国内では売れないと半分弱気のコメントも聞かれた)スカイラインをリリ…

吊り目デザインの台頭

国内外を問わず、車、バイクと「吊り目」の意地悪顔のデザインが随分目に付く。これって、時代的にどうなんだろう。互いが威嚇しながら街を郊外を走っているみたいで、快くない。もとをただせば、メルセデスの一つ前のSクラスが7年ほど前か製品化してから火…

青色防犯灯

英グラスゴーで採用され、犯罪が減少したと注目を集め、国内では奈良、静岡、岡山、広島、そしてこのたび熊本で導入。ご存知のように、人間の感情を落ち着かせる効果があるとされる「青」。「見通しが利いてきれい」 「薄暗く感じる」と、賛否両論らしいが熊…

修正は当たり前?証明写真

就活も本格化、証明写真も近年は修整が当たり前のようだ。 朝日新聞によると、とりあえず書類選考にパスして面接まで行ければ・・・という考えが多数を占めるらしい。 実際、茶髪を戻したり、痩せて見えるようにの修正は当たり前らしい。こういう現状を耳に…

お日さまのもと、お弁当がおいしく見える理由

最近は食品の売り場等で、グルメランプなるものが「おいしい色を演出」、売り上げに貢献していると聞く。もちろん、カラーリストの皆さんはご存知のように、太陽光のもと野山、海でいただくお弁当がおいしそうに目に飛び込んでくるのは納得できる。ましてや…

GW,週刊誌の熾烈な戦い

例年、ゴールデンウィークや年末年始、夏のお盆等は「合併特大号」が定番。そこへ来てこの表紙。 にぎやかな配色とフォント(書体)が踊る激戦のコンビニや駅のスタンドでひときわ目立っている。 内容はともかく、どんぐりの背比べの派手な雑誌表紙の中でこ…

計算された色彩の見せ方

色が氾濫する街で、こういうシンプルなディスプレイのブランドを拝見すると、なんとも言いがたい心地よさに浸れる。まさに引き算で、緻密に計算された色彩計画が見え隠れ。 また、モノトーンのバリエーションの豊かさにも改めて見入ることになる。

高原も春モード

熊本は阿蘇。久住から阿蘇を望む風景、野焼きも終わり黒い地肌に新しい牧草がまた芽吹く。 阿蘇一帯の牧草地は長いこと「野焼き」によって保たれてきた。車の無い頃は、農民が一家で一ヶ月以上を「草泊まり」といって野宿しながら野焼きに従事したと言う。今…

奄美・l黒糖酒のデザイン

近年、焼酎は毛筆の素朴なデザインや豪快なものが台頭してきているが、奄美の黒糖酒はいかがなもの?サトウキビ原料のテキーラに近い感じ、じつに飲みやすくうまい。さて、そのデザインだがかなり趣向をこらして奄美らしさが出ている。 青い海、さんご礁、水…

市町村合併、町のカラーはどこへ?

とある県の新たな各市町村のマークの一覧を見た。 旧来の具象的な表現は消え、いずれもソフトで作った、いわゆるどこにでもある抽象的なマークの展覧会状態。 特色も感じられない、・・・そう、自治体のカラーが出ていないのだ。 どこか特定のデザイン事務所…