2005-01-01から1年間の記事一覧

マンション業界、この不安な時期に

とあるマンションの大判の折込チラシが朝刊に。前面が真っ赤!ただでさえ、偽装問題で揺れる市民感情も読めないのであろうか。 しかも、高層マンション、タワータイプだ。このようなタイミングでは、安定感、信頼感をカラーで訴える手法をまず考える。 間違…

ローカルTV局の背景

ニュース、報道、バラエティーと、キー局とローカル局の差、もちろんキャスター、アナウンサー、実際は差が出るがなにより背景の創りこみが決定的に差がある。 ローカル局の中には、脈略も無い派手な色構成されるケースも多々あり、キャスターを目立たせたい…

学研がおもしろい

すっかり夏休みモードに入っていた、反省。 夏休みと言えば、本屋さんで「学研・楽しく学ぶ科学実験シリーズ」が、意外と大人のカラーの専門の人間にも興味深い。 プリズムセット(実際に外光をプリズムに分光する実験キット)。 三原色分光キット(発光ダイ…

500色の色鉛筆

講義に行っている学校の生徒さんがもっていると自慢する?500色の色鉛筆。ちまたのうわさではオークションでもたまに出品されるらしい。 ・・・欲しい。やはり、欲しい。 しかし、現実的に考えると、手元においてももったいなくて削ることさえしないかも…

夏も盛り、夏色を食す

味気ない言い方だが、色の付いたモノを食べる・・・イコール、色素を食べているということなのだろうか。特定の周波数を反射する色素を口にする。なんだか複雑だ。 いずれにせよ、かぼちゃ、ピーマン、なすび、トマト・・・夏の食卓は色鮮やか。 これがすべ…

大宰府天満宮「千灯明」

残念ながら、もう福岡に20数年住んでいて一度も行っていない。 同じ九州は熊本・山鹿の灯篭踊りと同じく、夜のゆらゆら「光」の祭り。 さぞ幽玄な祭りであろう、今年はたぶん・・・今夜! 今年こそは行けそうだ!! 天満宮へは車も良いが、福岡天神の「福岡…

パティシエとカラー

お菓子業界、とりわけケーキ屋さんの店頭はカラフルだ。 これだけ消費者がカラーに敏感だと、ケーキ屋さんもこれまでの経験だけではケーキのカラーのコーディネイトは限界であろう。実際、パティシエを育てる専門学校も本気で「カラー」に取り組んでいる。 …

ライカ社、経営危機本格化

すでに多方面で報じられているが、ドイツのライカが経営危機が本格化とのこと。 特に自分がライカジャンキーでもないので、彼岸のできごとなのだが残念なことであることには変わりない。 経営悪化の原因がデジタル化への対応の遅れ、ということだが国内でも…

手作りオムレツ屋さん、でも入り口は「黒」

ふと、移動中の車窓から「開店」の花束に目が行った。 可愛い、こじんまりとした「手作りオムレツの店」が福岡・天神地区にオープンしていた。 しかし、気になるのはオーナーさんだろうか?タバコを手にヒマそうに通りを行く人々を眺めている。しかもランチ…

久留米市の公共施設への姿勢

「久留米市が駅前広場のイメージ図公表」。14日付けの朝日福岡版に掲載の記事だ。22日から市のサイト等で、今回計画される同駅の新規プロジェクトに対し広く市民の意見を吸い上げると言うもの。なかなかこういう箱物が事前に市民に諮られることは稀有な…

福岡市市営地下鉄デザイン大賞受賞

受賞された当該デザイナーにとって、またとない栄誉であろう。 しかし、現実はいかがなもの? しっかりとしたリサーチがされていたのかも疑うほどの利用率、福岡市営地下鉄七隈線が低迷している。いくら優れたデザインが施されていても、人に優しくても・・…

カラーアナリストの旅立ち

週末、カラーリストの認定試験に立ち会った。終了後、やや辛口の講評も述べたかもしれないが、やはりそこは「独り立ち」していくカラリストの卵たちに甘い言葉だけを並べるのはいかがなものか。「カラーって楽しい」「カラーで変われる」「カラーでまたひと…

若年者の犯罪がとまらない、サインは出ていないのか!

少年(主に)の犯罪が怒涛の勢いである。社会の教育力が無いのも一因だが、なにより一番近くにいるはずの彼らの親がその「サイン」・・・黄色信号を見落としているのではなかろうか。一様に近所の評判は「おとなしい子だった」「信じられない」等々の談話が…

辛子明太子のパッケージデザイン

福岡・博多を代表するプロダクトに「辛子明太子」がある。今やこの地を代表する「味」だけに、銘柄だけでも把握できないほど。今日のNEWSでもあったが最近は試行錯誤、色んなニューフェイスが登場、いよいよ「七味明太子」(久山・椒房庵)の登場らしい。ま…

学校と色、連日の悲惨な少年たちのNEWS

「学校」と耳にして大多数の人が無機質な冷たい外壁、無味乾燥な室内を思い浮かべるであろう。近年かわりつつあるが、まだまだの感は否めない。気が散るから、集中できないから・・・等々の思惑もあるのだろうが中庸な無彩色の世界に近い。しかし、時はもう2…

悲しみの色

一年弱、ある人のセクレタリー部門として動いていた事情もあって二日に一回の割合で「通夜」「葬儀」に同行した。しかし、どうも「?」・・・なのである。延々と式場に「なだそうそう」夏川りみ/の楽曲が流れたり、式場の外壁が場違いな、どぎつい色であった…

デザインとカラー

デジタル系の学校で週に一度講義に出向く。言われつくした言葉だが、「色がわかればデザインは楽しい、色がわからなければデザインは苦痛」と、よくくりかえす。モノクロの世界で生きていくなら、別に色のことなどさしあたって勉強するまでもない気がする。…

果たして九州は色彩豊富なのか?

最近ここ何度か、ブログを通して北の方と話す機会をもった。先方の方によると「九州」は色彩が豊富であるという見解が聞かれた。確かに九州一円見てまわっているが、ここ福岡が九州ではもっとも豊かな気がする。思いのほか他県(県庁所在地で考慮しても)は…

福岡に少しずつSoftBANKカラー定着

先刻の福岡の地震以降、とくにこのG.Wはさんで「元気ばい!福岡」の大々的なキャンペーンが実施された。かつての「がんばろうKOBE」を彷彿させるムードであったが、私個人としては街中にばらまかれた?黄色い奇妙なバルーンのオブジェが今も尚後味が悪く思い…

カラーとは戦わない、カラーを味方につける

カラーが溢れる現代、誰もが自由な「カラー」を手にしている。しかし、本当の意味でカラーを自分の味方につけている人は少ない。先鋭の大企業やアーティストだけがカラーのノウハウを享受するのでなく、これからは人権と同じく誰もがカラーのパワーを享受し…